『森の少女の物語』より「プレゼント」完成!
『森の少女の物語』より「プレゼント」の続きです。
※タイトルは私が勝手につけたものです。
前回はここまで塗れました。
使用画材
制作過程
細かいところをちょこちょこと。
ピンクの子の靴がお気に入りです!靴底の色が違うやつ。
ピンヒールだととっても可愛いんですよね。
『クリスチャン・ルブタン』の靴です。
ドラマの『Doctor.X』で米倉涼子さんがよく履いてたのを見て、「可愛いなあ」と思っていたので、挑戦してみました♪
本家は黒ベースに裏が赤なので、逆だとどうしても普通な感じがしてしまいますが;
↑これ!
壁はまず薄い茶色をムラなく塗って…
こげ茶や赤茶などいろんな茶色で重ね塗りした後、黄土色を薄く全体に塗りました。
茶色は茶色でも、同系色の色だけでなくいろんな系統の茶色を薄く塗り重ねると、より「らしく」なる気がします。
あとは落ち影をはっきりと入れると更に立体感が増すような。
落ち影とは、物によってできる影です(大雑把)。ピンクのコートの下や、傘のあたりを見て頂けると分かりやすいと思います。
最後に薄い色を重ねることで、滑らかかつ鮮やかな仕上がりになります。
鉛筆のザカザカ感が好きなひとは、あえて薄い色の重ね塗りは控えるといいのかも。
扉を塗っていきます。最終的に濃い赤色を目標にしていたので、普通の赤色を薄く塗りました。
更に濃い赤を、なんとなく下の方が濃くなるようにグラデーションで塗ります。
茶色っ気のある赤色で更にグラデーションを濃くしました。
濃い赤茶で落ち影を入れました。
赤紫や紫などを薄くうすく重ねて、好みの色になるまで調整したら扉の完成です。
大人の塗り絵系の図案を塗る時には、光の当たり具合や影の落ち方などを意識するだけで、かなり仕上がりが変わってくると思います。
今回かなり間隔を空けながら徐々に塗り進めていったこともあり、光源がバラバラになってしまいましたが、それでもホワイトや落ち影を入れるだけで、それなりに「っぽい」仕上がりになってきたように感じます。
細かいモチーフを塗り進めます。
2人の女の子を塗って満足してしまったのもあり、配色がかなりでたらめです。
直感で色選びをして塗っていったので、自分のセンスのなさが露呈していますw
肌色を塗るだけで、女の子が活きいきしてきた気がしますね!
緑子ちゃんの額に黄色めのオレンジを入れてしまいました。
個人的に女の子はピンクめの肌が好きなのでちょっと後悔(/_;)
配色がしっちゃかめっちゃかになりながらも、なんとか完成しました。
モチーフがたくさんあると、配色に迷ってしまいます。
もっとまとまりのある配色にしたいなあと思いつつ、ついつい思いつきで塗ってしまいます。
というわけで
『森の少女の物語』、1年かけてようやく1枚完成しました。(遅)
この本は絵柄が素敵なのはもちろんのこと、ポストカードブックなので片面印刷であるところ、同じ絵柄が2枚ついているところがとても魅力的です。
水彩塗りで裏に響くことや、アルコールマーカー(コピック)の裏染みをを気にしなくてもイイというのは凄い強みですよね。
次は水彩塗りやコピック塗りにも挑戦してみたいです!
そして2人の女の子の参考にしたのは…
アニメ『マクロスF』のシェリル・ノームとランカ・リーでした。
大好きなのです……//////